『反哲学史』

哲学のわかりづらい2つの点、つまり「この哲学者は、その前の哲学者と比べてどう違うのか」と「この哲学者の考えは社会にどう反映されたのか」をわかりやすく解説した良書。僕もあまり哲学が得意じゃないので大いに勉強になりました。
一応は同じ著者の『現代の哲学』の姉妹編ということにされていて、20世紀の哲学についてはこちらをご覧ください、と書かれていますが、『現代の哲学』の方は60年代に書かれたものであるため内容は古いし取っ付きづらいしでオススメ出来ません。

反哲学史 (講談社学術文庫)

反哲学史 (講談社学術文庫)